チューズデーに逢うまで

 

チューズデーに逢うまで

チューズデーに逢うまで

 

 図書館で借りて読みました。

著者はイラク戦争で二度現地に派遣された元アメリカ兵。心身ともに傷を負って、退役。介助犬と出会い、社会復帰できるようになるまでの経過をつづった本です。エピソードが前後して読みにくいと感じる点は多々ありましたが、それも著者の状態を表しているのかもしれない。日本では戦争体験を語ることのできる人は少なくなっています。この本を通じて実際の戦争とはどういうものなのか、どれだけ人の心を傷つけるものなのかを実感しました。