春樹先生

今年は村上春樹ファン、特にエッセイ好きとしてはうれしい一年だった。

「村上さんのところ」に始まり、「職業としての小説家」そして紀行文集「ラオスにいったい何があるというんですか?」まで読めるとは!さっそく買いました。

新刊が出ると必ず買う作家はわたしにとっては春樹さんだけです。

題材、文体、姿勢に魅力を感じる。何度読んでも飽きない。筆一本で自分の世界を築き上げるという孤独な作業を続けてきたことに静かな自信を持っているところも好き。できるだけ健康で長生きして書き続けてくださることを切に願う。