静嘉堂文庫
二子玉川の静嘉堂文庫で開催中の展覧会「金銀の系譜~宗達・光琳・抱一をめぐる美の世界」を見てきました。二子玉川駅から住宅街を歩くこと約20分。丘の上の広大な敷地にある美術館は元は三菱財閥・岩崎家所有の施設だったそうです。今回の展示では国宝を含む琳派の絵、書、工芸品を中心とする美術品が比較的ゆっくり見学することができました。琳派の流れに含まれる作品には迫力があるもの、楚々とした物、いろいろあってひとくくりにはできない魅力があるけれど、シンプルな線・形のよさがストレートに伝わってくるところが共通点でしょうか。展示品はどれもすばらしかったです。
それ以外に今回の目玉として公開されていたのは国宝の曜変天目茶碗。大きな窓に囲まれた明るいロビーのような場所で見るそれは、サントリー美術館の暗い展示室で間接照明に照らされたそれとはまた違った雰囲気をまとっていました。
雪をかぶった真っ白な富士山も遠くに眺めることができて、またゆっくり行ってみたい場所でした。
二子玉川を後にして向かった先は秋葉原と御徒町。中古カメラ屋さんとアウトドアショップ巡りを。秋葉原と御徒町の間を1.5往復して日ごろの運動不足を解消してきました。
帰ってからは先日作った自家製ポン酢をさらに継ぎ足して作りました。今回はかつおぶしを加えてみました。とてもおいしくてすぐになくなってしまう。がってんで見た粕床も作ってみたので、これからどんな料理に使おうかな。二子玉川で獺祭の酒粕を入手したので、これから冬のお楽しみとしたいと思います。