二度寝とは、遠くにありて想うもの

 津村記久子さんのエッセイを読みました。

二度寝とは、遠くにありて想うもの

 タイトルの由来はあとがきに記されています。

なんということのない日常のさまざまな出来事についての考察ですが、お父さんの話とか、無縁死についてとかときどきさらっとは読めないような話が織り込まれています。後ろの方にはいくつかの美術展の感想が含まれていて、最近の展覧会でのグッズの充実振りを知りました。話好きの女の人のおしゃべりを聞かせてもらっているようで読んでいて楽しい時間でした。

あと今週読んだのは、この２冊。

なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?--数千年に一度の経済と歴史の話

東大教授が教える独学勉強法

乱読気味。。。

独学勉強法は具体的なノウハウというよりも独学への心構えが中心。

覚えておきたいポイントは

　簡単にわからなくてもあきらめない。時間がかかってもいい。

　自分に合わない、理解しにくいと思った本は手放し別の本に取り組んでみること。

　本を批判的に読む姿勢を身につけること、

この3つです。